昨年より、東京都栄養ケア・ステーションからの事業である、栄養ケア活動支援整備事業「地域高齢者を対象とした通いの場等における適切な食支援を目的とした調査研究事業」にeatcocoも協力させていただいております!
とはいえ、このコロナ禍において、管理栄養士と配食会社やお弁当屋さんが連携を図りバランスの良いお弁当を地域の高齢者さんに集まっていただき一緒に食べる…というのはハードルが高すぎる!と思いつつ、あの手この手を使い先月無事に終了しました。
まず、9月に通いの場における感染症予防の講話を通し、開催側そして参加者側にも感染予防の共通認識をしっかり持つことからスタートしました。
地域のサロンを中止している地域の方たちも沢山集まってくださいました。
そしてその講話に参加した方対象に、11月から1月までの3か月間、月に1回地域のお弁当屋さんと連携を図りバランスの良いお弁当を参加者の皆さんが一緒に食べる共食の場において、栄養や口腔、そしてフレイルに関する講話を管理栄養士より行いました。1月は飲食禁止につき衛生体制を万全にして持ち帰り対応でした。
ちなみに、今回は100名入る部屋に15名前後の参加者、そして一人一台の長テーブル、マスク着用、手洗い、アルコール消毒、うがいに検温実施、密回避に加え、換気の徹底も図りました。
お弁当を食べる時にはお弁当のバランス等について説明を管理栄養士が行い、その後は音楽を流し、黙食に徹していただきましたが、皆さんお弁当に集中してそれなりに個々のペースで召し上がってくださっていました!食後にはマスクを着用して密を回避しつつ、しばし歓談する姿もちらほら。
今回は、地域の地域包括支援センターさん、社会福祉協議会さん、そしてまちづくりセンターさんの多大なる協力を得ることができ、世田谷区の行政の栄養士さん達も見学に来ていただき、地域全体の協力のもと成功したと思います!3か月後には、地域の皆さん同士、そして私たちとも距離もぐっと縮まり嬉しかったです。
実は他の世田谷の地域からも同様の事業のラブコールを受けることができまして、本日その地域の民生委員さんに社会福祉協議会の方と会いに行く予定です。
こんな時期だからこそ、地域の皆さんの元気や食、そして栄養を支えていけるよう引き続き頑張ります☆彡
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